【うずの華】食べるおしばな　ご利用ガイド

2023年8月9日

うずの華オンラインでは、これから乾燥食用花【うずの華】「食べるおしばな」をご使用いただく方に向けて「食べるおしばなご利用ガイド」を作成しました。「食べるおしばな」の基本情報や、レシピ、保存方法などについてご紹介します。

乾燥食用花【うずの華】「食べるおしばな」とは？
食用花（生花）と乾燥食用花【うずの華】「食べるおしばな」の違い・特徴
【うずの華】「食べるおしばな」の種類
【うずの華】「食べるおしばな」の使い方・レシピ
【うずの華】「食べるおしばな」の保存方法
【うずの華】「食べるおしばな」のご注文方法

1. 乾燥食用花【うずの華】「食べるおしばな」とは？

乾燥食用花【うずの華】「食べるおしばな」とは、当社が原料となる食用花の栽培から加工、販売までを手掛ける、「常温で保存の効く食用花」です。常温で保存が効くため、これまで生花の食用花では実現できなかった、焼菓子やキャンディなどにも使うことができ、そのまま常温で保存、流通、販売も出来る為、パン、スイーツ、菓子製造などの分野に幅広くご使用いただいております。

2. 乾燥食用花【うずの華】「食べるおしばな」の特徴

こちらのページでご紹介したとおり、当社では食用花（生花）を年間で20万輪程度出荷しておりますが、当社の位置する地方都市、徳島県鳴門市から食用花（生花）を販売するには克服しなければならない問題点がありました。

その問題点とは、「商品配送の壁」でした。

食用花は単価の高い商品ではないにも関わらず、その発送は冷蔵宅配便で行わなければなりません。その為、地域によっては商品価格と同程度の送料を設定しなければならず、ご購入いただいているお客様に対するご負担が大きくなりすぎ、大変心苦しい状態でありました。また食用花は温度管理の非常にシビアな生鮮野菜であるため、商品配送時の「冷やしすぎ」「温まりすぎ」によって痛んだ状態で商品が届いてしまうこともありました。

これらの問題を解決するため、栃木県のお菓子工場の皆様にヒントをいただいて開発したのが、乾燥食用花【うずの華】「食べるおしばな」です。こちらの工場では食用の押花を用いたクッキーを作っており、そのクッキーに貼り付ける押花の製造を私たちに依頼してくださったのです。押花ですので、送料は生花の食用花に比べて圧倒的に安価に抑えることができます。この食用押花の製造販売こそが全国の皆様が期待するものだとの確信から、私たちの研究グループでは食用押花の製造方法の開発に取り掛かり、試行錯誤の末「食べるおしばな」として2019年に上市しました。当初は販売量も少なく、全く手探り状態でしたが、2020年以来順調に販売量も増加し、コロナショックも乗り越え、今では年間約50万枚の生産を行うまでに成長しました[1]。2022年にはAmazon.comを通じて、アメリカでの販売も開始するなど、これからも更なる製造と販路拡大を行なって参ります。

3.【うずの華】「食べるおしばな」の種類

うずの華オンラインでは、ビオラを始め、ナデシコ、クローバーの「食べるおしばな」を取り扱っています。これからも「食べるおしばな」のラインナップを拡充するために順次新商品を開発して参ります。

ラインナップ「食べるおしばな」

4.【うずの華】「食べるおしばな」の使い方・レシピ

「食べるおしばな」はそのままクッキーやケーキに貼り付けたり、溶かしたチョコレートやキャンディにのせて固めたり、ドリンクやスープに浮かべてご使用いただくことができます。

●使い方のヒント

クッキーに貼り付ける場合は、水あめやでん粉糊で貼り付けた後に乾燥させるときれいに貼り付けることができます。でん粉糊は片栗粉（馬鈴薯デンプン）大さじ1杯を水40mL程度に攪拌し、弱火で加熱してとろみが出てきたら完成です。貼り付けた後は低温（110℃程度）のオーブンで10～15分ほど加熱乾燥して糊の水分を完全に飛ばします。
チョコレートは溶かした後、固まる前に押花を浮かべて、その後冷やし固めます。
キャンディにとじ込める場合は、溶かしたパラチニットを使用すると透明な押花キャンディが作れます。

●cotta公式ページでも「食べるおしばな」のレシピが公開されています。


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